にきび

主に顔、胸、背中に発生する毛孔の炎症です。ホルモンバランスの影響を受け、特に思春期に多く見られますが、大人でも発症することがあります。
にきびは、皮脂腺の活動過剰、毛孔の角化異常、毛孔の詰まり、毛孔の常在菌による炎症が主な原因となります。
炎症を起こすと、にきび跡として赤みや陥凹、ケロイドが残存することがあります。

治療方法

日常生活の注意、メイクアップの指導などに加えて、レチノイドや過酸化ベンゾイルなどのコメド治療薬を中心とした外用治療、抗菌薬の外用・内服治療、漢方薬などを用いて治療を行います。(保険診療)
重症例やにきび跡に対して、イソトレチノイン内服やダイレーザー照射、ニードルRF(ポテンツァ® )、マッサージピールの施術も行っております。

当院では保険適応/適応外の治療を組み合わせて、患者さんの症状に適した治療を行っています。

白にきび
(コメド)
赤にきび 黄にきび にきびあと
炎症後の赤み 炎症後
色素沈着
陥凹 ケロイド
保険適応
の治療
コメド治療薬(塗り薬) ケナコルト®局注
抗菌薬(塗り薬)
抗菌薬(飲み薬)
漢方薬(飲み薬)
面皰圧出(処置)
保険適応外
の治療
IPL(光治療)
ダイレーザー(Vbeam®)
ニードルRF(ポテンツァ®)
アゼライン酸(塗り薬)
イソトレチノイン内服(難治なにきび)
ケミカルピーリング(処置)
スキンケア・ホームケア(ゼオスキン®など)


皮膚科で診療している主な症状