HIFU(ULTRAcel Q+®)

ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波)は、超音波を使用して皮膚の深部に熱エネルギーを与えることで、肌の引き締めやリフトアップをサポートします。皮膚の表面を傷つけず、筋膜や皮膚の奥深くに働きかけることが特徴です。
従来のハイフは痛みが強かったのですが、ウルトラセルQプラスは、短時間で施術が可能で、痛みや術後の腫れも少なく、しわ・たるみを改善します。ドットとリニアの2つのモードがあり、ダブルの効果で、リフトアップの効果が期待できます。

機器:ウルトラセルQプラス

特徴

  1. 超音波を利用したリフトアップ効果

    ハイフは、高密度の超音波を皮膚の深層部に照射し、筋膜や皮下組織に熱を加えることで、肌の引き締めやリフトアップを目的とした施術です。メスを使わずに、リフトアップ効果が期待できる点が特長です。

  2. 痛み・ダウンタイムが少ない

    ULTRAcel Q+は、タンパク変性を引き起こしはじめる温度(60℃)を少し上回る温度(63℃*)で安定照射できる独自技術を搭載しているのが特長です。そのため、従来のハイフデバイスと比較して「痛みが少ない」と言われています。
    皮膚の表面を傷つけないため、施術後の赤みや腫れが少なく、日常生活への影響が少ないとされています。

  3. 個々の肌状態に応じた治療

    施術は個人の肌状態や目的に応じて、エネルギーの強さや深さを調整することが可能です。顔や首、体の引き締めに使用されることが多く、年齢や肌質に応じて適切な施術が行われます。

    ULTRAcel Q+ 説明画像
    次世代HIFU技術を採用したULTRAcel Q+は、真皮、SMAS、脂肪層の各ターゲットに到達するために、深さの異なる1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mmのカートリッジを搭載しています。皮膚の表層に広く熱エネルギーを届けるレーザーや高周波(RF)などの機器では不可能な施術です。また、同じターゲット深度でも熱エネルギーの広がり方に差をつけるLinearFirm(リニアファーム/リニアカートリッジ)もご用意しています。
    ジェイシス 公式サイト

適応となる症状

  • しわ
  • たるみ
  • 美肌・肌質改善

リスク

  • 施術中、超音波のエネルギーが皮膚の深層部に到達するため、軽い痛みや不快感を感じることがあります。特に痛みに敏感な方は、事前に医師と相談することが推奨されます。
  • 施術後に一時的に腫れや赤みが現れることがありますが、通常は数時間から数日で改善します。
  • 稀に施術後、施術部位に軽い麻痺感や違和感が生じることがありますが、これも一時的なもので、時間とともに消えることが多いです。
  • 神経が損傷されるケースは非常に稀ですが、理論上リスクはあります。
  • 施術後、稀に色素沈着が起こることがあります。特に肌が日焼けしている場合や、敏感な肌質の場合は注意が必要です。
  • 施術後~半年間、徐々に引き締まり、リフトアップ効果が持続します。効果の出現には個人差があることをご理解ください。

治療を
受けられない方

  • 妊娠中、または妊娠の疑いがある方
  • 治療部位が他の施術のダウンタイム中の方
  • 金属機器、金属糸などが体内にある方
  • 抗リウマチ薬内服の方
  • ケロイドを有する部位及びケロイド体質の方
  • 出血性疾患がある方、抗血液凝固剤を服用している方
  • 施術部位に肝斑がある方、フィラー(ヒアルロン酸など)または脂肪注入、ボトックス1ヵ月以内の方
  • 歯に ブリッジ、インプラントを施している方は、医師への相談・判断が必要になります。

その他

ウルトラセルQプラス(機器)は未承認機器・医薬品です。
入手経路等の明示:Jeisys社製造
国内の承認医薬品等の有無の明示:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示:以下の認証を取得しております。

  • CE承認:215677-2017-CE-KOR-NA-PS Rev. 6.0(2018.09)
  • MFDS承認:제허18-345호(2018.05)
  • ANVISA承認:80058589008(2019.06)
  • リスク:紅斑、腫脹(腫れ)、疼痛、内出血、神経症状、瘢痕

医薬品副作用被害救済制度について:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。



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