股関節疾患
- 2015.09.9|【整形外科】診療内容
股関節疾患には変形性股関節症や大腿骨頭壊死症などがあります。
変形性股関節症
変形性股関節症とは、関節軟骨がすりへり、股関節の痛みが生じたり(初期では、腰や太ももが痛いこともある)進行してくると、階段昇降や長時間の歩行が苦痛になったり、日常生活に支障がでます。
変形性股関節症には、一次性と二次性があり、一次性股関節症は原因不明なものをいい、二次性股関節症は発育性股関節脱臼や発育性臼蓋形成不全、外傷や化膿性股関節炎等が原因で起こります。
発育性とは生まれてから新生児の間に発症するものです。その多くが、その間の抱っこの仕方や、オムツの当て方で予防ができることがわっかており、生まれてからの育児が大事といわれています。成長して体重が増え、活動性も増し体重を支える股関節に負担がかかってくると年齢を重ねるごとに痛みがでできます。
初期のうちであれば自分の骨を生かして行う骨切り術が可能ですが、変形が進むと人工関節の手術が適応となるため、早期の受診が必要です。
詳しくは診察時にご相談下さい。