光線療法(ナローバンドUVB)
- 2016.09.3|【皮ふ科】診療内容
尋常性乾癬、白斑(白なまず)に対する光線治療(ナローバンドUVB)を行なっています。
ナローバンドUVBは紫外線の中でも特定の狭い波長域(311〜313+1メール)を利用した光線療法で、乾燥、白斑、アトピー性皮膚炎などの皮膚病に効果的な光線療法で、保険治療ができます。治療に必要な波長だけ使っている為、短時間の照射ですみ、副作用も少なくなりました。

乾癬(かんせん)の治療方法
- 外用療法:ステロイド外用薬(炎症を抑える)ビタミンD3外用薬(表皮細胞の増殖を抑える)
- 光線療法:外用薬でよくならない時や発祥の面積が広くなてきた時に光線療法が用いられます。当院では、ナローバンドを使用しています。
- 内服療法:皮膚細胞の異常増殖を抑えるレチノイド(ビタミンA透導体)、免疫反応を抑えるシクロスポリンなどを用います。